『「単純作業に心を込めて」の十戒』を読んだ。
こういった指針があるのは素敵だなと思って、このブログの十戒について考えてみた。
上のブログに習ってざっと思いつくのは、「実名を書かないこと」と「嫌いなものに無闇に近付かないこと」、「“自分の信頼”を損ねないこと」、「自分と、言語化した対象との関係を大事にすること」
4つ。残り6つ。
なんでブログを書いているかを考えれば、期待と備忘録だろう。ブログを書くことで何かが変わらないかという期待、同じ自分だとしても一月前のことも思い出せない。考えたことも翌日には忘れている。それを書き残しておくため。ついでに自分は誰で何なのか。
「とりあえず書いておくこと」、「自分のための翻訳を施すこと」。自分には書き留める習慣がない。本来はアナログやオフラインの日記、メモ帳、Evernote、チラシの裏に書くのが望ましいのだろう。しかし、自分以外に誰の目にも入らないものを書き続けられないようだ。かといって何も書かずにいるのも、忘れたものを思い出せるとも限らないので心配だ。自分が意識した、日常と違うかもしれないと感じるものはなるべく書き留めていたい。思い出せないと嘆いても後の祭りだ。
ブログにも価値を宿したい。同じくらいに、自分に価値を移したい。むしろ自分ありきだ。自分が使える形、日常生活に取り入れられる形に整形できた方が望ましいんだろう。血肉として落とし込んでいく、のような。必要なら何回でも同じことを書いたっていいだろう。
「少しでも長く、同じブログを続けること」、それによって時系列を参照しやすくなったり、単純なデータが増えるんじゃなかろうか。しがらみも増えそうな気はするが。
「自分に正直であること」、「他者の評価を甘受すること」。書きたいものを書く。書きたくないものは書かない。欲しいもの、感じたものはなるべく言葉にする。例え良くない評価であっても出来る限り直視する。目を逸らしたところで、きっと事実は変わらない。改善するかどうかとはまた別の話。
- 「実名を書かないこと」
- 「嫌いなものに無闇に近付かないこと」
- 「自らの信頼を損ねないこと」
- 「言語化した対象との関係を大事にすること」
- 「とりあえずでも書いておくこと」
- 「自分のための翻訳を施すこと」
- 「少しでも長く、同じブログを続けること」
- 「自分に正直であること」
- 「他者の評価を甘受すること」
十個目を決めきらないのが様式美みたいなのでここまで。