今という器の中から

過ごした時間を振り返る雑記ブログ

2020年4月の月記

 四月が終わっていた。

 コロナウイルスも当分続きそうだ。四月の始めの日記にもコロナウイルスの記述がある。コロナウイルスという言葉が日常になりつつあり、コロナウイルス後の世界がどう変わるかという話も見ることが増えて、このときが文化の変わり目になるのかどうか少し気になっている。

 たとえば台風等で一時的にリモートワークを行う企業も一部であったような認識だが、コロナウイルスの影響で、数日でなくもっと長い期間でのリモートワークに取り組む企業も出てき始め、その知見なんかも共有されるようになった。メリットやデメリットも比較されるようになって、リモートワークに出来ることや出来ないことも一歩踏み込んで検討されるようになった。リモートワークを取り入れる・取り入れないだけでなく、部分適用や、どう導入することでスムーズになるのか、失敗するときのアンチパターンなど、これほど話題になることを自分は今まで見たことがなかった。
 
 コロナウイルスで失ったものもあるが、せめてコロナウイルス後の社会がより良いものになるといいなと思う。

 社会には大きな動きがあるように思うが、自分はと言えば特に何も変わりもない。日記帳を読み返すと、四月は日記を半分くらい書いているようだ。三月は三日くらいしか書いていないのでまあ頑張ったほうだろう。

 前月に比べれば夜中に遊び歩いていないことも関係しているのかもしれない。緊急事態宣言が全国に広がったのもいつのころだっただろうか。ふだん行っているダーツバーも何件かは営業を停止していて外に出かけるような意味もなくなってしまった。休業しているダーツバーの中には経営の多角化としてお弁当の販売を始めたところもあって、フットワークが軽いなあと思った。

 お弁当を買って帰るときに、少し羨ましいなと思った。何でだろうな。ブランドに近いものを感じたからかもしれない。いままで積み上げてきたもの? それはきっとお弁当販売の知見とかではなくて、いままでの人脈から来る人の繋がりだとか、なのかな。これまでの仕事とか時間がきっと無駄にはなっていなくて、関係の薄い分野かもしれないけども、お弁当を売っていても売ってる人の人となりを知っているというか、広告を出したときに気にして見てくれる人がいるんだろうなあというか。自分自身はといえば人との繋がりだとかコミュニティが苦手だったり面倒だなあと思うことが多いので、避けてきた部分ともいえるんだろうけど、この人はこうやって生きてきて、これからもこうやって生きていくのかなあと思うと、格好良かったんだろうな。それが羨ましかったのかもしれない。

 自分がそうやって生きたいかと思うとそれはまた違っていて、必要な時に最低限つながっていたいなあと思ったり、必要ない部分は交換していなくていいなと思う。そういう自分に都合のいい生き方がしてえなあと思うが、難しいことも多くて、結局のところ誰かに一方的に寄りかかってるだけであることが殆どだ。誰かと交換のできる人生を送りたい。自己啓発的に言えばwin-winで生きたい。時間や感情以外にも他人に与えられるものを持つ人生を送りたい。ああ、No dealを選べる人生を送りたいともいえるのかもしれないな。選ぶものがすべてwin-winの景色、ちょっとだけ見てみたいね。

 ダーツは外に投げに行くのが難しいので家投げをしている。家庭用ダーツボードがあってよかったなあと思った。たしかダーツボード自体は去年のGWに買っていて、買ったときは出費も大きく、これで良かったんだろうかと思っていたものだが、まあ喉元を過ぎればこれで良かったんだろう。今で月換算すると2600円くらいだろうか。大事に使ってまた来年のGWを迎えたいなと思った。

 今のところ自分の持っている機材ではオンライン対戦も出来ないので、地道に一人で練習している。YouTubeで見かけた家投げの練習チャレンジをやっては、Twitterに結果を記録していた。自己ベストが33本でワーストが105本らしい。家投げをすること自体は変わらないと思うので、続けて記録を取っていけたらいいなと思う。現状のライブのレートは7.98。コロナが落ち着いて投げるころには、8のBBに戻れるといいなと思う。練習は続けたいなあ。

 将棋は相変わらずで初段に戻すまでには初段になった時以上に時間をかけることが必要な気がしている。とにかく終盤が弱すぎて優勢からの逆転負けが多い。寄せとか必至の本を読みたいと思うが、買ってはたしてちゃんと読むかどうかとか、読んで何か変わるかどうかと悩んでいる。読まないと分からないことでもあるし、必要があると思うなら買えばいいし、ないなら他のところで補うしかない。Kindle Unlimitedを契約したいなあと思うが、980円分自分は使いこなせるだろうか。まあ外出が自粛になっている時期だし、読書にお金を使うのは良い選択肢の一つだと思うんだけどなあ。

 英語も特に何もできていない。ハロートークで投稿する習慣も途切れてしまって中々ハードルが高い。もっとインプットを試してみたいなあという名目でNetflixの登録をしてみたいなあと思うが、踏み出せないままでいる。お金に制限がなければ試しているんだろうな。

 書き疲れてきた。仕事の勉強もあまり進んでいない。基本情報の勉強をしないとなあと思ったり、アルゴリズムを重点的に勉強しないとなあだったり、C言語を勉強しないとなあだったり、SQLを勉強しないとなあだったり、pythonも気になるなあとかフロントエンドのことも分かるようになりたいなあとか関数型だとElmも気になるなあだとかそもそも業務知識で必要なのはどこだろう。指標がないならやっぱり基本情報を優先するべきだろうかとかグルグルしていて結局のところ何も手を付けていない。いずれにせよやらないよりはマシなはずだが楽な方に逃げている。

 自分がやりたいことがやりたくないことのNoDealだとしてどうやったらそれが実現できるんだろう。見当はつかない。多分コスパが高いのは基本情報に関連する領域なんだろう。安心できる成果が欲しいものだ。

 振り返ってよかったと思えるGWを過ごしたい。