今という器の中から

過ごした時間を振り返る雑記ブログ

20181106

 辞めるまでの間にやれることをやろうと思った。俺は二度と感情労働をやりたくなかった。けどこれしかやってこなかった。これ以外に残ってない。辞めるまでは感情労働を頑張ろう。職場に俺の精神は必要ない。肉体と行動だけがあればいい。俺の意思はもう必要ない。俺は肉体の死が恐ろしい。それに比べれば精神を数時間抑圧するくらいまだマシだろう。奴隷としてしか生きられないのだ。それをあんなに嫌っていたのに。あと一ヵ月だと思えば俺はやり切れるだろう。一生じゃない。どの道、迷惑は掛ける。任期前に辞めても人が補充されなければ余計にツラい思いをさせるだけだ。出来ることなら任期丁度か、診断を受けて懲戒処分のタイミングの方が良い。俺が職場に来なければ良かっただとか、俺がもっと仕事が出来ればだとか、そんなのはもう考えても仕方ない。そんなたらればを考えるよりは、感情労働の質を上げるほうがよっぽど有意義なんだろう。俺に死ぬ勇気はない。仕事中だけ人生を忘れて死のう。俺はまだ生きたいと願っている。時期が来たら辞めればいい。辞めたくねえなあ。俺が仕事が出来ればと考えずにはいられない。俺に今できるのは事務のスキルじゃない。まだ感情労働のスキルの方があるはずだ。それは試してから考えればいいか。感情労働のスキルより事務のスキルの方があるなら作業に集中すればいい。俺はどっちでもいい。誰かに頼りたかったなあ。俺が信頼してなかっただけか。死にたくない。辞めたくない。人生上手くいかないもんだなあ。スキルを売れるほどの何かはない。それなら俺の命や感情を売るしかない。買い取り先があるだけマシなのかもな。なんで生きてるのか分からなくなるが、一ヵ月なら耐えられる。もともと何年も耐えていた時もあった。きっと大丈夫だ。そんな生き方が嫌なら、代わりのものを用意するしかない。受け入れるしかない。耐えるしかない。そういう人生を選んだ。自分を殺して、心を殺してでも死にたくないならそう生きるしかない。この人生がどうでもよくなるまでは生き永らえよう。俺はそれを望んでる。俺は安心できる居場所が欲しかった。独り以外の、安心できる居場所が欲しかった。誰かと一緒にいたかった。笑おう。笑えば楽しくなる。何も考えない方が良い。ただ笑おう。全部を忘れて笑おう。もっとワガママに生きたかった。今でも十分ワガママか。まだ生きている。