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星明かりの更新

真っ直ぐ立つために、少しの呪いを添えて。現人神へと変わるまで、リターンズ。

20170304 与えられた形

日記

 きっと今は文章がエモい。エモいってのが自分自身理解できているかは分からないが、感情が文章に乗っているように見えると思う。少なくとも自分はそう感じる。文章が書けている気がする。あくまで自分にしては、って枕詞が付くことは必至だが俺にとってはそれで十分だろう。


 他人にとって創作はきっと通過点でしかないと昨日の日記で書いていたような気がするが、自分にとってはこの雑文こそが通過点で結果で副産物だったのかもしれない。俺だって人並みだったらしい。きらびやかな創作を夢見ていたが、こんな愚痴めいた文章が、世間と自分との溝が起こす別に必要もないような感情が、自分の根源らしい。


 あんまり嬉しくはない。嬉しくはないが、輪郭が見えたようで気分は清々しい。俺の勘違いじゃなかったらいいな。仮に水が湧き出すところが見つけられたとして、どうやったらこの濁った水が飲めるようになるんだろう。水を流し続けたらいつか綺麗になるだろうか。どうやったらこれを活かせるだろう。このとりとめのない雑文が自分の中で一番純粋な形だと思う。これも昔書いたか。


 これが一番純粋な形だとしても、それが他人にとって一番価値のある形ではないのは自明だ。ブログでも詩でも思想でも何でもいい。どうにか成型して、一定の価値があるように見えるように誤魔化してきたいもんだ。これが料理だとしたら、素材の味を生かしたものにしたい。使っている素材がロクなもんじゃないんだから美味いわきゃないんだが、そこは今回重要じゃない。ここにも昔辿り着いた。ここから先にはどうやったら行けるだろう。


 どうすれば先に繋がる。どうすれば積み重なる。どうすれば身に付く。もう一段上がりたい。もう一段深く潜りたい。まだ洗練できるはずだと思うが、目的地も経路も乗り物も分からない。やっと出発地点が絞り込めてきそうなのに。この感情が出発点、出発点だと思うのだが前に進まない。傷付き方が足りないのか、喜び方が足りないのか。刺激が足りないのか、破滅が足りないのか。一歩進んで二歩下がる。それで例え後ろに下がっても、歩いた数は積み重なって三歩になるってのは誰の言葉だっただろうか。また道を間違えているんだろうか。俺にとってはこの愚痴くらいが、与えられた形なんだろうか。

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