今という器の中から

過ごした時間を振り返る雑記ブログ

 「5年後の自分へ」

 生きていればアラサーですね。ブログはまだ残っていますか。ブログを消すのは勝手ですが、バックアップは取っておいてください。恐らく見返したくなる日が来ると思うので。5年と聞けばまだまだ遠いことのように思いますが、振り返ってみれば一瞬なんでしょうね。今の自分はだいたい記憶のサイクルが1年と半年くらいになっています。一度も読み返していないならば、きっとこんな文章を書いたことも忘れているんでしょうね。

 普段から、思ったよりも自分の人生は変わらないと嘆いているので、5年後も何も変わっていないかもしれませんね。今も独り身でフリーターで実家暮らしでしょうか。流石にその年でそれは格好悪いと思うぞ、自分よ。それで満足だっていうなら非難まではしませんが、まあ、きっとそうではないんだろうなあ。

 5年後になりたい自分について考えてもみますが、特に思い当たることはありません。彼女がいたらいいなあだとか、ワーキングホリデーで外国に長期滞在してみたいなあとか、上京してみたいなあだとか、地元を盛り上げたいなあとか、どっかから借りてきたようなやりたいことは思いつくのですが、どれもやろうとまでは思いません。どれか一つでもやってみましたか? どれか一つでも達成しようと努力してみましたか? それとも、それ以上の何かが見つかりましたか?

 5年後の自分がまったく想像つかないので、健康だったらとりあえず平均点を取れたということにしておきます。特に生活が変わることもなかったというなら、それはそれで一つの面白がれる答えになることでしょう。とりあえずは、元気で過ごしてくれていることを願っています。

 そういえば、あなたは同僚に手書きの業務引継書を書かせて、一人でそれを面白がっていました。覚えていますか? こんな字を書くんだとか、文章のひらがなや漢字の比率から、普段はどんなことを考えているんだろうとか。とても気持ち悪かったですが、満足した一日だったみたいですね。そのことさえもあなたは忘れてしまうんでしょうね。泣いても遅いですよ? 代わりに書き残しておくので、感謝してください。5年後にも、そんな生活が送れていたらいいですね。