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星明かりの更新

真っ直ぐ立つために、少しの呪いを添えて。現人神へと変わるまで、リターンズ。

ベッドから起き出す理由から。

雑記

 「薬物中毒者にベッドから起き出す理由を与えるのが使命だ」みたいな記事を見た。自分はまだ薬物中毒者ではないのだけれども、ベッドから起き出す理由の部分が気になった。理由が何かあるだろうか。

 最近は、風呂で髪を洗っているときに、自分もいつかは死ぬだろうことを考えてしまう。朝の通勤途中、車で走っているとき、既に今日の生活が始まってしまっていることに気が付く。

 自分のベッドから起き出す理由は何なんだろう。バイトが入ってるから。バイトをしているのは、金銭を手に入れたいから。金銭を手に入れたいのは、将来、金銭の不足が理由で死にたくないから。少しでも生命を維持したいから。生命を維持したいのは、死にたくないから。死にたくないのは、怖いから。死ぬのが怖いのは、ずっと思考や感覚を手放さなければなくなるから。

 理由はそれだけだろうか。ベッドから起きだす、いちばん大きな理由は働くためだろう。それによって金銭を得て、生活を豊かにするためだと思う。金銭を媒介する以外に、食糧を手に入れる方法はなかなか浮かばない。自分が持たない価値を得るためにも金銭がいる。自分の生活を満たせないと感じながら生活していくこともまた、死を早めるのだろうと思う。それを防ぐためには、やはり金銭がある状態が手っ取り早いのではないだろうか。自分にとっては働くことが、生活を豊かにするための最善の手段なのだろう。

 それなら、生活が豊かにならないのなら、働くことを考え直す必要があるのかもしれない。しかし、「生活が豊か」とはなんだろう。個々人で答えは異なるだろうし、中には上手く言葉にならない、するべきでもないこともあるのかもしれない。

 働くことが過度に自分を蝕むのなら、生活が豊かになったとは言えないのかもしれない。それでも、『蝕まれた分よりも見返りがあった』と心から自分が思えるようならば、一概に生活が損なわれた状態とも限らないのだろうか。

 自分の労働はどうだろう。とても客観視できる気はしないが、マイナスが突出しているとまではいかないと信じている。挑戦していないことを考えれば、ただ毎日が過ぎていくことを考えれば、良いとも言えないのだろうけれど。

 給料はどうだろう。現時点で見れば少し低い。だが、バイトだと考えればそこそこだ。実家に寄生していることを考えれば相対的には多いとも言える。しかし、これらは氷の剣だ。いつまでも残るものではない。例えば実家という要素がなくなったなら、貯金に回す余裕なんて無くなるだろう。それは(あるかどうか分かりもしない)将来の生活の豊かさを損ねることと同義なのかもしれない。実家なんて書いたが持ち家ではない。いつか必ず無くなる要素だ。自分とどっちが先になくなるかは分からないが、どっちにしろ困る。

 人間関係と健康はどうか。自分では良好だと思っている。精神を病むほどの人間関係の問題は今のところ起こっていないし、アルバイトの内容に、身体の健康を損なうようなものは、現状では含まれていない。

 スキルや将来性。自分次第。そう言いたいところだが、会社に将来性があろうと、自分個人の将来性は無さそうだ。

 この結論が出るのは何回目だろう。このブログだけでも数回は書いている気がする。せいぜい一、二文が追加される程度。追加されていると感じるだけ喜ぶべきなのか。

 接客業が嫌いだ。ただ、ものづくりもあまり関心が持てていない気がする。自分の中の労働には、大まかにこの二つのイメージしか湧かない。どちらの方が自分にとってマシなんだろう。

 バイトをしていて、比較的小さな問題を、その場で解決して、(従業員に)感謝されたときに、充実感がある。顧客に対しても、“お客様”に対しても、あまり充実感を覚えない。立場の違いもあると思うが、回数も重要なのかもしれない。きっと自分は、一期一会を大切にするような人間じゃないんだろう。一つの作業のスピード感も大切なのかもしれない。ものづくりは一つの作業の終わりが比較的に長いものが多いように感じている。問題が小さなものに限られる必要はない。けれど、問題が大きくなれば所要時間も増えることが多い。自分がした仕事が目に見えて残る必要はないと思うが、記憶に残ってほしいし感謝されたい。承認欲求ゾンビだ。多財餓鬼なんて言葉もあるらしい。

 問題を小さく切り分ける技術。誰かに感謝されること、更に言えばその誰かと親しい関係であれること。この辺りが自分にとって、次の要所になっていきそうな気がする。そんな仕事はあるだろうか、自分に就けるだろうか。無いのなら近付けられないか。そのためには問題の認識と、その細分化、効率の追求が必要なのかもしれない。効率化はあまり好きじゃない。理由は簡単で、今の自分には上手くできないからだ。原理主義者になれるようならなりたかった。