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星明かりの更新

真っ直ぐ立つために、少しの呪いを添えて。現人神へと変わるまで、リターンズ。

長い一日だった

 眠たいでござる。


 昨日は散々だったような気がする。大抵の物事が裏目に出たような気分。アルバイトが終わると、携帯にlineが来ていることに気が付いた。連絡の多くはTwitterSkype、メールになっているので新鮮だった。

 見るとそこには「今日バイト?」と短文のみ。これが女の子からだったらどんなに嬉しいかと考えながら返信する。来ていた時刻は数時間前で、きっと用件は終わっているのだろう。嬉しさ半分、悲しさ半分だ。

 聞くと帰ってきていた2人と、地元の人間とで食事に行っていたらしい。悲しいかどうか、みんな男だ。僕が返事をする頃には全て終わっていた。1日の大半は暇なはずなのに、こんなときは上手くいかないものだ。

 そんなことを考えていたのだが、気を使って貰ったのか食事に行くことになった。そうは言っても夜も深くなりそうな頃に集まるわけにもいかず、友人と二人だったのだけれど。まあ、それでも、という話。

 友人の研究室が決まった話だったり、自分の生活だったり、共通する知人の話だったり。人によっては興味がなかったり、無駄だと感じる話だろう。『繰り返しの毎日 - 鷹と矢と蠍』を見る限り、私はそんな話がそれほど嫌いでもない。

 話すうちにフリーターであることの愚痴が零れる。自己責任で捉えるのが分かりやすいのだけれど、それを忘れたいときもある。いつか地元を出て求職するなんて話を何度もしているのだけれど、行動に移したことはない。私の覚悟なんて、そんなもんだ。

 友人から「関東に来れば?」と言われると、真に受けたくなる。『たられば分岐に関する備忘録 - 鷹と矢と蠍』で東京に漠然とした憧れがあると書いている。ネットが普及しても、まだ東京なら何かあるんじゃないかと考えたくなる。 

 地元で何も出来ない人間が外の場所で変われるか考えてみても、それまでと大差は無いだろうな。人間は環境に適応できると聞くが、その前に泣いて喚く子供が僕だ。

 そもそも『一段落したような、してないような - 鷹と矢と蠍』で触れるように上京する金銭は一生工面できそうにない。全能感を保つためにも工面しないだろう。

 加えて考えておきたいことがあって、僕は人混みが苦手だ。群衆を見ると体調が悪くなる。人が多いところに行ってどうするのだろう。そこまでして都会に行ってどうするんだ?

 明確なやりたいことは浮かばない。やりたくないことも抽象的だ。出来れば人と関わらざるを得ない状況に陥りたくないだったり、介護/飲食が嫌だったり。それも現状を見たわけでもなく、思い込みで語っているのだからお粗末なんだろう。

 他に行ってみたいと思うのは、名古屋だったり、福岡だったり、静岡だろうか。静岡は単に響きが良い気がするという理由、名古屋は良いところだよと他人から聞いたような気がする。福岡は少しだけ住んでいた。けれど、殆ど関わることがなくて勿体ないことをしたかなと思う。明確に失敗したと感じていることがあって、福岡で生活が良い方向に変わったならあの日を取り返せそうな気がする。勿論、過去には戻れもしないのにね。

 労働について思うのは『手伝うくらいの責任回避がしたい/が無理 - 鷹と矢と蠍』のようなことだろうか。やりたいことも見当たらないから、それなりにしてみる道筋なんてものが見えない。アルバイトでも生きていける保証、みたいなものが欲しい。立場が変わってもそう思う人は多いんじゃないかな、と思う。どうだろうな。

 どうすれば興味のある物事が見つかるのか、興味があるように偽装できるのかと聞いてはみるのだけれど、その助言が活かせない。ゆっくりと手遅れに向かって流れ落ちてく。望み通りに生きるには熱意が足りなかったようだ。

 三時間ほどだったと思うけれど、友人との会話は良いものだった。


 友人と別れ家に帰ると、延々と歩き続けるツイキャスが始まっていた。

 そこでバックパッカーの話題が出る。そこから断捨離やシンプルライフ、ミニマリストなどを連想した。仮に地元から出て行くとき、持ち物を可能な分だけ減らせていたなら初期費用は減るかな、何てことを考えていた。

 僕は引きこもり気質で今のところあまり旅行に興味がない。他人の話を聞いて良いなと思ったり、凄いなあと思ったりしても時に一歩外に出ることすら躊躇う。

 「俺はどうなりたいの?」と聞いてみる。デメリットを超える魅力って何がある? 若しくはデメリットが存在しないものは? 

 そんなものがあるわけないだろ。それじゃあ別に良いか、全く『「世界は気が利かないな」なんて - 鷹と矢と蠍』。今日も殻に閉じこもるのだ。


 それじゃあ、おやすみ。

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